2011年7月9日土曜日

『しるし』

建築を学んで、今年で6年目を迎える。
気づくと大学院まできていて、再来年は社会へでる。
去年、留年していて、その一年間はほぼ毎日、自己分析ばかりしていた。

ずっと二年生から卒業設計までの作品を見返したり、バイト先で自分の案を実行に移したり、
デザインやアート関連の様々な人の講演を聴いたり,youtubeなどでそういう人達の動画がないか調べたり(実際、いっぱいある)...。


そんなことをやってる中でも、一番収穫があるのが、やっぱり過去の自分のやってきた課題を見返してるとき。


そして、その課題の裏にはその当時の先輩達の支えや非常勤の先生の言葉が染み込んでいる。

課題に取り組んでいる時は、とにかく誰にも負けたくなくて、誰かに認められたくて、
けど、それ以上に自分に負けたくなくて、自分に認められたくて。


無我夢中だったコトなどが、過去の課題を通してフラッシュバックする。


模型もスタディ模型もエスキスの紙もほとんど残してある。
捨てられない。すべてに、その時の〝覚悟〟が詰まっている。


それらは全部、僕の〝しるし〟。


道に迷わないように、蛇行したとしても、真っ直ぐ進めるように。
足下に書いたペケ印みたいなもの。


だから、後輩には頑張って欲しいと思ってる。今の頑張りは自分の〝しるし〟になるよ!って伝えたい。


また、自分が昔先輩に色々と支えてもらった分、今の後輩達にその分を返したい。


そして、それを、今の後輩達が先輩になった時に、その時の後輩をまた支えて欲しい。



そうやって、繋いでいくんだよ。人って。




みんなで進もう。


でも、誰にも負けないよ。


勝負しようぜ。


みんなで。。








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