先代、先々代の人々が
創り上げてきたもの。
幾日、幾月、幾年を経て存在するそれは
僕らにとっての
“廃墟”か“遺跡”か。
優しくも厳しくもある
島の風土の輪郭。
古来からの自然と対話する為にあるそれは
僕らにとって
“空虚”か“軌跡”か。
気付けているだろうか
島からの問いかけに
築けているだろうか
島と人々との関係を
僕らが受け継ぎ創り出し
新たに託していくそれらに
沖縄はどんな表情を
僕らに見せてくれるのだろうか。