2011年7月13日水曜日

『いのち』

お願いだから、誰も死なないで。

かっこ悪くても、笑えなくても、泣きながら生きてくれ。


一昨日の夜、部活の後輩が自殺した。昨日の夜、バイト終わりに部活の同期から電話で教えられた。

僕は部活は約二年前に引退していたが、ここ最近は練習にちょくちょく顔を出していた。
その時の彼は少し元気がなくて、「どうした?元気ないな」など声をかけたりしていたが、
まさか、ココまでなるまでなんて思いもしなかった。

このブログを書くことは不謹慎とも思ったが、今の溢れる気持ちを残しておきたくて書く。


彼とは部活でのポジションが同じで、ポジション争いで切磋琢磨した仲間の一人だった。


死んじゃダメだよ。絶対に。
人って、この世に生を受けると、人生最大の自由と人生最大の責任を負うんだ。
それは、自由に生きていいという事と同時に、何があっても生き抜くという事。


君が死んだら、自分も死にたくなるほど悲しむ人なんて家族以外にもいっぱいいるんだよ。

と、寝ている君の胸に叩き付けてやりたいくらいだ。


怒りと悲しみとは言えないくらいの深い哀しみが、胸にいっぱいになるんだ。
いつでもいいから、僕の夢にでも出てきて、何故そんなことをしたのか、理由を教えてよ。

けど、どんな理由でもまずは一回、殴ってやるから。。


僕は、君の分まで一生懸命に生きるよ。
きっとそれは、僕以外の君の家族や君の弟、そして友達や部活の仲間もそうするはずだ。

僕らが死んであの世に逝くその時までずっと、君はそこで反省してなさい。
君からのごめんなさい、は、その時に聞くことにするよ。


けど、その前に、そんな君の苦しみを、先輩として一番近くにいて気づいてあげられなくて


ごめんなさい。。





2011年7月9日土曜日

『しるし』

建築を学んで、今年で6年目を迎える。
気づくと大学院まできていて、再来年は社会へでる。
去年、留年していて、その一年間はほぼ毎日、自己分析ばかりしていた。

ずっと二年生から卒業設計までの作品を見返したり、バイト先で自分の案を実行に移したり、
デザインやアート関連の様々な人の講演を聴いたり,youtubeなどでそういう人達の動画がないか調べたり(実際、いっぱいある)...。


そんなことをやってる中でも、一番収穫があるのが、やっぱり過去の自分のやってきた課題を見返してるとき。


そして、その課題の裏にはその当時の先輩達の支えや非常勤の先生の言葉が染み込んでいる。

課題に取り組んでいる時は、とにかく誰にも負けたくなくて、誰かに認められたくて、
けど、それ以上に自分に負けたくなくて、自分に認められたくて。


無我夢中だったコトなどが、過去の課題を通してフラッシュバックする。


模型もスタディ模型もエスキスの紙もほとんど残してある。
捨てられない。すべてに、その時の〝覚悟〟が詰まっている。


それらは全部、僕の〝しるし〟。


道に迷わないように、蛇行したとしても、真っ直ぐ進めるように。
足下に書いたペケ印みたいなもの。


だから、後輩には頑張って欲しいと思ってる。今の頑張りは自分の〝しるし〟になるよ!って伝えたい。


また、自分が昔先輩に色々と支えてもらった分、今の後輩達にその分を返したい。


そして、それを、今の後輩達が先輩になった時に、その時の後輩をまた支えて欲しい。



そうやって、繋いでいくんだよ。人って。




みんなで進もう。


でも、誰にも負けないよ。


勝負しようぜ。


みんなで。。